なにより、JECTOR は安心を買える

日本綜合テレビ株式会社

ブライダル映像業界において国内 No. 1 のシェアを誇る日本綜合テレビ株式会社。 システムを統括して管理されている本社制作本部の松田様に、以前のオンプレミスでのシステムから JECTOR への移行での具体的な変化や効果について伺いました。

導入前の課題

  • お客様から要望の多いモバイルからの動画確認ができなかった
  • 自社で管理が必要であり、担当者の確保や引き継ぎが大変だった
  • オンプレミス型のため、アップデートには大幅なコストが必要だった

 

元々私たちは、テレビ番組の制作とブライダル映像を両方やっていました。 テレビ制作の番組では、主にポストプロダクション業務をやっており、ブライダル映像では撮影から制作までを今と変わらず、一貫してやっておりました。

私たちは今年で 40年を迎えるのですが、これまでに撮影させていただいたブライダル映像は 10万組にもなります。

この 40年の間に核家族化が進み、ブライダル專門の式場やホテルウェディングなどが台頭し、大きくブライダルの需要が発展してきました。それと共に、機材やネットワークも発展しました。 お客様にお届けする映像も、DVD の場合もありますが「データで見たい、モバイル(スマートフォン)で見たい」というご要望を多くいただくようになりました。

 


制作本部 松田さま

 

そこで DVD からデータでの映像共有に移行し、コスト削減を目的に以前のシステムを導入したのですが、そのシステムから送信した動画は iPhone では見れなかったんですね。 自社サーバで運用していたため、コストの大きなシステムアップデートを行うか、自分たちで開発をするかでしかシステム上の課題に対応することができませんでした。
また、サーバ担当者の確保や引き継ぎもありますし、ビルのメンテナンスや停電などにも気を遣わなくてはならず、不安が募っていました。 システムアップデートに毎回コストをかけるのは現実的ではないですし、特に安心とかは目に見えないものですけど大事なんですよね。

 

導入の決め手

なにより、JECTOR は安心を買える

 

決め手は、ファイル便でお客様にお送りする動画の再生が iPhone や Android といったスマートフォンに対応していたこと。 なにより、JECTOR は安心を買える。 自社サーバで運用するメリットもあるのですが私たちにとってはデメリットのほうが大きかった。 頻繁にアップデートされる点も評価しています。  

 

とはいえ私たちは技術屋なので言葉だけではなく使ってみないと信じません。 JECTOR は営業担当の方が「一ヶ月使ってみてください!」とすぐにアカウントを用意してくれました。 以前のシステム導入時には資料や言葉の説明を受けただけで苦い思いをしたので、試用できたことは安心しました。

 

営業担当の方がブライダル業界への理解があったことも非常に大きかったです。 私たちは全国に支店があり、各営業マンがお客様へ動画を送信すること私たちにとってマストの条件でした。 そういった背景から運用方法を提案いただき、お陰様で全支社にユーザを作っています。

 

 

アスペクト比を気にしないで自動エンコーディング

 

他のクラウドサービスも使っていますが、お客様へのデータ送信は JECTOR だな、と思いました。 なにより画質がきれいですし、アスペクト比を気にしないで自動エンコーディングされるのはいいですね。 以前のシステムはアスペクト比が 1:1 の動画しか受け付けなくて、「動画が潰れているんですが」という問い合わせに対し「当日は大丈夫ですので」とフォローの電話が必須でした。 東京本部だけで週末に百数十件の披露宴が控えていて、それが全国にある。 この件数をオーサリングからなにからして DVD に焼くのは大変ですから。

 

導入した結果

一番嬉しいのは、データを見れませんという電話がないこと。 以前はサーバに上がったデータを一回ダウンロードして、チェックして、その後もう一回お客さんに送っていました。 JECTOR であれば、JECTOR 上でプレビューできるのでそのまま送れて使い勝手もいいし、なにより問い合わせの電話が来ない。  

 

費用の面では、メディア代、メディアに焼くコスト、郵送費なども込めてDVD送付一件あたり 1600円くらいかかっていたんですね。 年間に 3000組の動画を扱うと、500万近いコストがかかっていました。 私たちとしては、誰でも手軽に結婚の思い出を残して欲しい。 それは無理に結婚式を挙げて欲しいということではなく、新郎新婦にとって形に残るものを残していただきたい。

そのために私たちがやりたいのは誰でも手に入れられる価格に落としていくこと。 それをするためには周りのインフラ整備が大事になってきます。
まだまだオフラインでの作業も多いですが、JECTOR のようにネットワークの部分も大きく発達して安くもなっています。 JECTOR なら誰でも、いつでも、気軽に見れる環境がある。

国内でずっとブライダル映像をやらせていただいて、一番認知していただけるようになりました。 次は世界で一番に、一番を目指したいというよりは世界中の人々に撮っていただきたいです。 そのために、より一層 JECTOR を活用できればと思います。