JECTOR にデータをあげておけば、データチェックをすんなりスムーズにこなせる

東映音楽出版株式会社

自社で制作チームを抱え、映画音楽をはじめとした様々な作品を世に送り出す東映音楽出版株式会社。 ご自身も制作チームメンバーである本谷様にお話を伺いました。

導入前の課題

  • 複数人でファイルをチェックする際、簡単にデータを送付したかった
  • 受け取る度に zip ファイルを解凍するのに工数がかかっていた
  • 無料サービスを使うことに不安があった

 

うちの会社の仕事は大きく二つで、いわゆるスタジオ作業と、会社の映画製作に関わる製作業務です。製作業務において主となるのは、ムービーのやり取りです。最近 h264 のデータの取り扱いも多いんですけれども、だいたい映画一本に対して ProRes の 40GB 前後のデータを扱います。スタジオの方はマスターの送りや、音声ファイルなどの MIX とかデータチェックが多かったりします。

 

制作本部 本谷さま

 

以前は無料のサービスを使うこともありましたが、データを一度ダウンロードする必要がありました。例えば、複数のファイルのやりとりをする時に、zip 形式のフォルダを一回落として、zip 解凍してファイルを確認するという手間が発生していました。

自社サーバもあるのですが、速度が心もとないことや、ファイル送信時はサーバ上でリンクを作った後にメールへ貼りつけなくてはいけないと言う手間もありました。

 

導入の決め手

個人的に一番いいなと思ったのは、このファイル便はめちゃめちゃいいなと。特に、アプリからファイルを右クリックしてファイル便を選択すれば、すぐにメール送信ができる※、という機能は他のサービスにはないですね。
(※ JECTOR ではアプリからファイル便を送ることも可能です。また、ローカル上に保存されているファイルを直接ファイル便で送信することもできます。)
他にも、フォルダごと送っても全部ファイルで表示されるというのもいいじゃないですか。
例えばフォルダの中に4曲入ってましたよ、というときに、1曲ずつブラウザ上で再生できますし、ダウンロードもできる。あとファイル便の有効期限とかもすごくいいですし、アップデートで件名も変えられるようになったので、それも良いなと思います。

 

また、送ったファイル便を任意で消せるというのも大きいなあと。結構ばばっと送ってしまうので。

個人的にはこのファイル便機能を使うために、1アカウント契約する価値はあるなと思います。細かいデータのやり取りは楽です。

 

他、リクエスト便でファイルの送信依頼とかも何回か使っているんですけども、あれはいわゆるスタジオ作業、例えば「今日歌とるんでそのデータどこにあげれば良いですか」「あ、じゃあ今からメール送るんでそこにあげてください」とかって言う単発の使い方ですごく便利ですね。

 

導入した結果

契約サーバのメリット

いわゆる広告が載っているような無料サービスではなく、うちが契約しているサーバですよっていう風にして先方にもファイルを送れるので安心感がありますね。人によっては「無料サービスで送って大丈夫?」と感じる人もいるので。ファイル便で送るときも、件名のところを「東映音楽(TMB)から届いています」としていますね。
(※ JECTOR では、ファイル便の件名をカスタマイズすることが可能です

あとは、今結構会社の PC のセキュリティが厳しいらしくて、アプリケーションを入れられない場合もあるそうなんですよ。そういうところにもファイル便なら送ることができます。やり取りにおいて、ファイル便のリンクから簡単にファイルにアクセスできるという部分は便利です。

データチェックをすんなりスムーズにという意味では他のサーバよりか自分たちのサーバ(Jector)があったほうがいいですね。
実際にあったのは、いわゆる音楽家さんと監督と制作の人たちが同時に MIX チェックしたいとかの時に JECTOR にあげといて「ここ見ておいてください」というのができて良かったです。そういったやり取りができるのが、複数人で確認する時にすごく便利だと思いました。

 

 

Mac アプリ / iOS アプリ

現状はアプリをメインで使っているのですが、Mac アプリだとローカル上のファイルも送れるというのはすごく便利です。作業をしていると、一人で MIX やって、じゃあデータ送りますという作業がひたすらなので、そこで「じゃあ safari 開いて、無料サービスをクリック、ファイルをドラッグして、ファイルのリンクをコピペして、貼って、パスワードつけて...」というのが、JECTOR では Mac 上でできる。ファイル便のパスワードもアプリからつけられるので、もう次の作業にいけてしまう。色々待っている手間がないというか。
送った側からすると、無料のサービスを使っていた頃に比べると、ファイル便で受け取ったリンクからブラウザですぐデータを見れてチェックできるのは便利ですし、楽ですね。

 

また、iOS 上でファイルのプレビューができるのも手間感が少なく感じますね。結構、自分が MIX した音声ファイルを、自分にファイル便で送って、確認も込めて iOS 上で聞きながら帰るとかもあります。携帯の独自の環境、bit 数的な意味で入りきれてるのかを、今音楽を聴くのにメインとなっている環境で確認できるのは大きいです。
コンシューマー向けのクラウドサービスとかも便利なんでしょうけど、セキュリティ的に仕事のデータは中々そのようなクラウドサービスにはアップしづらいので。

 

ファイル便をより便利に

すごく理想をいうと、ファイル便の有効期限の日付とは別に、例えば3日、7日、1ヶ月とかいうのがチェック項目で出るとすごい便利だなと。
他、ファイル送信の画面でリンクがコピペできるのがあるといいですね。あとは、ファイル便受け取り画面で URL をコピペできると嬉しいです。
(※ アップデートが行われ、ファイルリンク機能により共有用のリンクを発行することが可能です